
もし自分が10代の少女だったらアイドルを目指しただろうか日夜自問自答しているオザワです。
頭がおかしくなったわけでも変態なわけでもありません。ビジネスとしてアイドルを見た時に、「アイドルって儲かるのかな?」「グループごとにかなり差があるのかな?」「もし加入できるならどこのグループがもっともお得かな?」と考えてしまうのです。
アイドルを目指す子にとって、どこのグループに所属するかは、その後のアイドル人生を大きく左右する重大な選択です。就職活動となんら変わりありません。
アイドルの頂点と言えば、乃木坂を筆頭とした坂道グループが思い浮かびます。乃木坂・欅坂・日向坂、いったいどのグループに入るのが一番お得なのか気になりませんか?「吉本坂が無いのはなぜだ」という意見は受け付けておりません(´;ω;`)ウゥゥ
アイドルを目指す理由は人の数だけあります。目指すはセンター? 芸能界への足掛かり? 好きなアイドルに会いたい? 芸能界をちょっと覗いてみたいだけ? と様々でしょう。
今回は大人の目線から見て、「乃木坂・欅坂・日向坂」どの坂道を目指すのが一番期待値が大きくなりそうか考えてみます。
経済的な見返りが大きいのは、一番目立つセンターでしょう。とにもかくにも名前が売れなければ、アイドル活動中もその後も道は開けません。よって、「センターになれる確率が一番高そうなグループ」という視点で坂道グループを分析していきます。
私がアイドルを目指すなら日向坂46を選ぶ
結論から言います。私がアイドルを目指す少女ならば日向坂46に加入したいです。
理由は、日向坂は他の二つの坂道と較べるとまだ余裕があるように感じられるからです。乃木坂の競争率の厳しさと、欅坂の平手友梨奈センター固定は、センターを狙う上で大きなネックです。
もちろん、アイドルの頂点レベルでの争いなので、日向坂だからといって易々とセンターになれるわけがないのは言うまでもありません。あくまでも、乃木坂・欅坂に較べたらまだ希望が持てるというお話です。
センター狙いで入りたい坂道グループを順番に並べると、日向坂>乃木坂>欅坂の順番になります。 なぜこの順番になったのか、グループ別に現状を説明しながら解説します。
乃木坂46の現状
乃木坂の問題点は、層の厚さです。とにかく層が厚いです。厚すぎます。アンダーメンバーの顔ぶれを見ただけでも、ルックスで抜けていくのは厳しいなと感じます。
今の状況では選抜に入ることすら困難で、アンダーだけでアイドル人生が終わってしまう可能性も低くありません。現に2期生の伊藤かりんさんは、一度も選抜メンバーに選ばれることなく卒業されました。
センター渋滞が起きている乃木坂46
たとえ選抜メンバーになれても、センターまではまだまだ遠いです。白石麻衣・松村沙友理の二人が卒業して抜けても、齋藤飛鳥(1期生)・生田絵梨花(1期生)・堀未央奈(2期生)・与田祐希(3期生)などのメンツが控えており、センター渋滞が起きています。
この乃木坂という列に並んで、果たしてセンターポジションが自分に回ってくるチャンスがあるのか冷静に考えると、あまり期待はできないと感じてしまいます。
とはいえ、最新シングルでは4期生をセンターに置いたり、過去にも驚くような選抜をしている点において少しは期待が持てます。厳しい競争環境ではあるものの、センターを取れる可能性がわずかながらあるのは魅力的です。
欅坂46の現状
最近選抜制を導入した欅坂46。しかし、選抜制は正直問題になりません。最大の問題は、欅坂に加入してもシングルセンターのポジションを勝ち取ることがほぼ不可能な点です。
欅坂46のシングルセンターは平手友梨奈固定
欅坂9thシングルまで、センターはすべて平手友梨奈で固定されています。次は変わるのではと言われながらも、ここまでセンター固定で来てしまいました。正直、今後も変化していく気配は感じられません。
欅坂46=平手友梨奈というイメージがすでに出来上がっています。てちがセンター以外のポジションで踊っている姿がまったく想像できません。あの存在感をサイドに置いたらセンターが霞んでしまいます><
乃木坂の場合、生駒里奈さんがデビューから5枚目のシングルまでセンターを担当していましたが、6枚目は白石麻衣さんがセンターになり、その後センターポジションは流動化しています。
この乃木坂での失敗に、秋元康の後悔というか怨念を感じざるを得ません。おそらく秋元康は、前田敦子を超える絶対的センターを中心としたグループを作りたい欲望があったんじゃないかと想像しています。
そんな康の前に現れたのが、絶対的センターの器となり得る平手友梨奈さんです。秋元康が平手友梨奈に入れ込んでいた(今も?)のは有名な話です。
2019年9月18日・19日に開催された欅坂46東京ドームライブの様子を見ても、平手友梨奈からセンターの座を奪うのはやはり無理だなと改めて思いました。
欅坂46に加入してもセンターにはなれない
平手友梨奈さんが卒業するまで、イレギュラーな事件がない限り、欅坂シングルセンターは平手さんで固定でしょう。平手友梨奈さんは18歳と若いので、22歳あたりで卒業と仮定してもまだまだ先は長いです。
そう考えると、今欅坂に入っても4年はセンターの芽がない状態です。アイドルにとっての4年は、非常に長いです。
普段、私たちがメディアで目にするアイドルは売れているメンバーばかりなので、アイドルは6年7年活動するのが当たり前だと思いがちですが、それはごく一部の人気メンバーだけの話です。
アイドルの平均活動期間を算出したら、おそらく4年前後、もしかするともっと短い可能性もあります。入れ替わりが激しい世界です。短期間で辞めていった人たちは記憶にも残らず、すぐに忘れ去られてしまいます。
そんな短いアイドル人生を現在の欅坂に注ぎ込む魅力があるのかと問われれば、首を縦に振ることは難しいでしょう。
以上の理由により、坂道グループの中で一番加入するメリットがないのが欅坂と判断しました。
日向坂46の現状
日向坂はデビューシングルから3作連続小坂菜緒センターです。しかし、欅坂のようなセンター固定感はいまだ感じられません。齊藤京子や加藤史帆が次のシングルセンターに来ても驚きはないです。
それだけ欅坂の平手友梨奈の存在感は別格とも言えます。運営が欅坂と日向坂(旧ひらがなけやき)を分離したのは英断でした。ひらがなけやきを欅坂にくっつけたままだったら、グループとしての特色が薄れ、どちらにも良い影響は及ぼさなかったでしょう。
他にも、日向坂は人数がまだ少ないので全員選抜の状態であることも追い風です。全員選抜の状態ならば、センターになれなくても露出の機会があります。シングルに参加しながら、虎視眈々とセンターを狙いに行けます。
乃木坂で選抜落ちし続けるメンバーの姿を見ていれば、シングル曲できちんと露出できる環境は幸せでしょう。モチベーションを保ちやすいので腐らずにすみます。「ワンチャンあるんじゃないの?」と、野望を秘めた少女が胸ときめかせてしまう状況が今の日向坂46にはあります。
まとめ
今回の記事では、坂道グループのセンターに狙いを絞ったとき、どの坂道なら一番センターになりやすいか考察してみました。結論は日向坂46です。乃木坂の層の厚さ、欅坂のセンター固定化という厳しい条件を避けた末の消去法です。
結局はアイドルも運ゲー
アイドルとして大成するためには、個人の資質・運営の方針・時代の空気感という3つの歯車が噛み合う必要があります。
可愛くて綺麗でも運営の方針に合わなければ推されません。運営の方針で特定メンバーをゴリ推ししても時代の空気感を無視していれば人気は長く続きません。時代の空気を運営が感じ取っていても、それに見合うアイドルが出てこなければ売り出すことも出来ません。
トップアイドルグループのセンターに必要な条件は、結局のところ運の要素が非常に大きいです。
そもそもアイドルのオーディションに合格できた時点で、相当な強運の持ち主です。恵まれたルックスは、努力が介入する余地がほとんどありません。
難関オーディションに合格し、厳選されたメンバーとの競争の果てにたどり着けるのが、坂道グループのセンターポジションです。強運に強運を重ねて、サイコロの6を出し続けるようなロードレースと言っても過言ではないでしょう。
唯一できる努力はサイコロを振り続けること
戦略を持ってアイドルオーディションに臨んでも、運の要素があまりに大きすぎて、どこのグループなら一番センターになれる確率が高いといった計算はほとんど意味をなしません。机上の空論にもならない、妄想じみたお遊びです。
もし自分がアイドルを目指す少女ならば、一番入りたいグループを受けるでしょう。合格不合格に関わらず、それが後悔が一番少なくてすむ方法だからです。
センターを目指すことに努力が介入する余地はほとんどありませんが、それでも「センターになるために何か出来ることはないか?」と問われれば、それは継続することです。参加し続けることです。サイコロをひたすら振り続けることです。
サイコロを振らない限り、6の目が出ることは決してありません。1が出ると辛いからとサイコロを振るのを止めてしまうと、そこで終了です。
挑戦し続けること、サイコロを振り続けることが、6の目を出す唯一の手段です。サイコロを振らない者がセンターポジションに立つことはないのです。
乃木坂・欅坂・日向坂、次のシングルセンターが誰になるのか楽しみです。新たにサイコロの6を出すメンバーが出てくるのでしょうか?
白石麻衣さんは強すぎるので別格です
ただし、白石麻衣さんは別格です。白石さんはすべての面のおいてぶっちぎっています。サイコロ投げたら全部6が出た。全面6だったというレベルです。資質は十分・運営が推さないわけがない・時代が合わせてこいといった逸材です。
乃木坂ドキュメンタリー「悲しみの忘れ方」に収録されている乃木坂46オーディション風景を見ても飛びぬけているのが分かります。「この子は絶対センターになる子だ」と確信できます。審査員なんてしたことのないド素人でも、普通じゃないとすぐ分かります。デビュー前からすでに完成しています。まいやん、強すぎる(≧▽≦)
「悲しみの忘れ方」には色々なバージョンがあるのですが、必ずコンプリートBOXを選びましょう。本編未収録映像とメンバー個別インタビューが見れるのはコンプリートBOXだけです。
特に橋本奈々未ファン、星野みなみファン、高山一実ファンにはたまらん内容になっていますよ(≧▽≦)