YouTubeの再生速度を2倍速にしたまま米津玄師の「馬と鹿」を視聴してしまいがちなオザワです。
さて皆様、勉強していますか? 変化の激しいこの時代、大人になっても勉強は欠かせません。今は学習方法も様々な方法があり、その中のひとつとしてYouTube動画を学習教材として利用している方も少なくないと思います。
YouTubeで学習するメリットは3つあります。無料・動画ならではの分かりやすい説明・そして動画の再生速度を自由に設定できるです。
この記事では「youtube動画の再生速度を2倍速に設定する方法」「再生速度を2倍にするメリット・デメリット」について解説します。
YouTube動画の再生速度を2倍にする方法
画面右上の設定ボタンを押すと、メニュ―画面が現れます。再生速度という項目があるのでタップします。
0.25倍速から2倍速まで選択肢が表示されます。上限が2倍なので、2倍をタップします。
2倍で試してみて聞き取るのが難しい場合は、一段階ずつ下げて丁度よい再生速度に調整しましょう。
YouTube動画を2倍速で視聴するメリット
半分の時間で視聴できる
2倍速で見る最大のメリットは時短です。標準再生したら30分かかる動画も、15分で視聴することができます。
台本を作ってきっちり話すようなYouTuberの動画でない限り、ほとんどのYouTuberの動画には無駄な時間が含まれています。編集されていない動画なら尚更です。無駄だらけと言っても過言ではありません。
言葉に詰まったり、「んー」と考えこんだり、同じ話を繰り返したり、価値の低い時間が動画に混じっています。
学習系動画で欲しい情報は、質の高い情報部分だけなので、こういったノイズに時間を取られるのは極力避けたいです。
聞き漏らすまいと集中力が増す
2倍速になると動画の音声はめちゃくちゃ早口になります。少し聞き逃すと内容が分からなくなります。そのたびに巻き戻すのは面倒ですよね。緊張感が自然と集中力を高めてくれるため、学習効率が高まります。
2倍速での学習は、特に1度学習してだいたいの内容が分かっている場合により効果を発揮します。復習動画は絶対に2倍速で見るべきです。半分の時間で動画視聴できれば、浮いた時間を次の勉強時間に向けることができます。
「2倍速にしたら何言っているか理解できないんじゃないの?」という不安も分かります。でも安心してください。案外聞き取れるものです。仮に聞き取れなくても何か損失が発生するわけではない(ちょっと巻き戻せばいいだけ)ので、試したことのない方は積極的に挑戦してみましょう。
YouTube動画を2倍速で視聴するデメリット
2倍速のまま他の動画を見ると焦る
2倍速の設定を標準に戻すのを忘れてMVなどを見るとびっくりします。YouTube2倍速生活を始めてから、米津玄師の早口を何度聞いたことか。とんでもないピッチで歌い始めちゃいますからね。
標準再生に戻すと、今度はやけにゆっくり聞こえたりして、 高速道路から降りた後の気分を疑似体験できます。周りの車がゆっくり走っているように感じるアレです。
学習が終わったら再生速度を戻すのを忘れないよう注意しましょう。
エンタメ系YouTube動画は標準再生するべき
2倍速にしていい動画は、あくまで学習系YouTube動画だけです。学習関係は2倍速でもいけるんですよ。
逆に2倍速にしてはいけないのが、エンタメ系動画です。エンタメ系動画の再生速度をあげると面白みが半減します。音楽は意味が分からなくなるし、お笑いは「間」が滅茶苦茶になります。
米津玄師の歌を2倍速で聴いて良いことは何もないです。情報には「ただインプットすればいい情報」と、「インプットされる過程に価値がある情報」とがあって、歌は後者だからです。
まとめ
学習系YouTube動画を2倍速で視聴することは、ほぼメリットしかありません。2倍速でも普通に聞き取れることに感動を味わってほしいです。人の耳と脳は良くできています。
2倍速に慣れてしまうと、標準速度で視聴している時間がもったいなく感じてきます。2倍なら半分の時間ですむので、この時短効果は非常に大きいです。
これはYoutube動画に限った話ではありません。本も今は聴く時代です。Amazonのaudible(オーディブル)、オーディオブックならば再生速度を自由に変更することができるため、時短読書が可能です。読書(聴書?)も時短の時代に突入しています。
1日が24時間であることを変えることはできません。しかし、その24時間をどのように使うかは自分次第です。YouTube2倍速学習やオーディオブック2倍速を活用して、自分の持ち時間を最大限効率良く使い倒していきましょう!