(株)ブシロード(7803)が、7月29日に東証マザーズに上場します。
IPOブックビル期間は、7月11日0時から7月18日11時です。
(株)ブシロード(7803)の事業内容
- トレーディングカードゲーム(=TCG)部門
- モバイルオンラインゲーム(=MOG)部門
- IPの企画・開発・プロデュース
(株)ブシロード 【公式HP】
ブックビルディング詳細
銘柄名
(株)ブシロード
コード番号
7803
上場市場
東証マザーズ
ブックビル期間
7/11 0:00~7/18 11:00
想定発行価格
1840円
仮条件
1,840~1,890円
抽選結果
7/19 18:00~( SBI証券)
(株)ブシロード( 7803 )のIPO予想(ツイッターより)
IPOで注意しておきたいポイント
オファリングレシオと想定発行価格と仮条件は最低限見ておきましょう。
オファリングレシオ
オファリングレシオ(公募株数と売出株数とオーバーアロットメント株数を足したものを、上場時点発行済株式総数で割ったもの。低い方がレア度が増して期待できる)は、27.7%と標準です。
- 公募株数 2,100,000 株
- 売出株数 1,683,000 株
- オーバーアロットメント 567,400 株
- 上場時点発行済株式総数 4,350,400 株
- オファリングレシオ 27.7%
オファリングレシオの標準値は20~30%なので、可もなく不可もなくといったところです。
想定発行価格と仮条件
想定発行価格とは、IPOの価格予想です。上場する企業は、この数字をもとに調達金額がいくらになるか計算します。
想定発行価格は、仮条件を算定する際にも利用されます。
仮条件は、想定発行価格を参考にしつつ幹事証券会社と機関投資家が決定します。
仮条件の上限が想定発行価格を下回るIPO
仮条件の上限が想定価格を下回るIPOは、少し気を付けた方が良いです。
人気のないIPOだと判断されています。
とはいえ、特に問題がないように見えるIPOにもかかわらず、仮条件が想定発行価格を下回るケースもあります。
2019年6月20日に上場したピアズは、想定発行価格3820円、仮条件3220円~3620円でしたが、初値は問題なく5500円をつけました。
上場前の評判も悪くなかったので、なぜ仮条件がこんなに弱気になってしまったのか不思議です。
仮条件の下限が想定発行価格を上回るIPO
反対に、仮条件の下限が想定価格を上回っているIPOは、期待が大きく需要も旺盛であると判断できます。
想定発行価格が仮条件の枠内に収まっていないIPOは、よく調べてから申し込みましょう。
ブシロードの想定発行価格と仮条件は、 仮条件の下限が想定発行価格以上なので問題ありません。
- 想定発行価格 1840円
- 仮条件 1,840~1,890円
結論
(株)ブシロードのIPOブックビルは全力で申し込むことに決定しました。
リビン・テクノロジーズ、フィードフォース、LinK-Uなど悩まずに申し込める案件が続いていましたが、ブシロードはそういった銘柄と較べるとちょっと弱いIPOになりますね。
予想サイトの評価はBとCが多かったです。
C評価の多いIPOは、いつも迷います。
しかしながら、D評価をしている投資家さんはほぼ見かけなかったので、C評価と言ってもB寄りのCと私は判断しています。
初値がマイナスになる可能性は低いと思います。
ツイッターでブシロードのIPOについて調べてみた限りでも、楽観的というか好意的な反応が多かったです。
上のツイートに書かれているCM出稿で赤字になったIPOとはSansanのことです。
SansanはSBI証券で補欠当選していましたが、業績が赤字だったりと微妙な雰囲気だったので辞退してしまいました(´;ω;`)ウゥゥ
Sansanの結果は、皆さんご存知の通り初値は4760円と公募価格を上回りました。
とはいえ、5%程度しか上回りませんでした。
地合いが悪ければ公募割れは十分に考えられましたし、補欠当選を辞退した選択は止む得なかったですね。
未来は誰にも分かりません(´;ω;`)ウゥゥ
SansanはIPOブックビル期間中から悲観的な声が多く見られました。
補欠当選した人もかなり多く、ツイッターでは補欠当選の多さに悩む人、危険を察知し辞退する人、せっかく当選したのだから勢いで申し込む人と、十人十色の人間模様を垣間見ることができた銘柄でもあります。
現在(2019年7月14日)の株価は、公開価格4500円より30%近く上昇しています。
IPOの行方を読むのは難しいです。
今回のブシロードはどうなるんでしょうか?
(株)ブシロードのIPOに参加できる証券会社
SBI証券
IPO当選を狙うならば必ず開設しておきたい証券会社のひとつです。
SBI証券は基本的に資金量が多い方が有利ですが、落選した場合にもらえるIPOチャレンジポイントをコツコツ貯めていけば、3~4年に1度は当選するチャンスが巡ってきます。
IPO初当選がIPOチャレンジポイントを使用した当選だったという方も少なくありません。
私もコツコツと貯めています。
マネックス証券
100%平等抽選なので、資金量が少なくても当選するチャンスがあります。
コンピューターで無作為に抽選を行っています。
恣意的な要素が一切ありません。過去の取引実績も何も関係ありません。運のみです。申し込んだら後は祈りましょう(≧▽≦)