RIZIN18の開催日、8月18日が迫ってきました。
今回一番注目されている対戦カードは、メインイベントの堀口恭司VS朝倉海で間違いないでしょう。
武井壮さんも注目の一戦です。
RIZINとベラトールの2冠を保持している堀口恭司とのマッチアップは、総合格闘技ファンの間では無謀とも囁かれている対戦カードですが、RIZIN全勝を飾っている朝倉兄弟の勢いも相まって、期待感高まる一戦に仕上がっています。
RIZIN17で矢地選手に勝利を収めた朝倉未来選手が、今回は参謀役として対堀口戦の作戦を立てている点は興味深いです。
RIZIN CONFESSIONS#43で、堀口恭司選手と朝倉海選手（朝倉兄弟）の試合に向けた意気込みが見れるので、試合開始前に一度目を通しておくと、より二人の対戦を楽しむことができるでしょう。
今回の試合は、勝利者賞として冠スポンサーのGOOD SPEEDよりランドクルーザープラドが提供されます。
これには堀口恭司選手も大興奮の様子です。
この勢いで地上波生放送も復活してくれるといいんですけどね＞＜
堀口恭司が出るにも関わらず地上波生放送されない時点で、日本の総合格闘技の先行きが危ぶまれます(´；ω；`)ｳｩｩ
試合前インタビューの様子
堀口恭二選手
朝倉海選手
石渡伸太郎選手と佐々木憂流迦選手の勝敗予想
石渡伸太郎選手の勝敗予想
堀口選手と二度の対戦経験がある石渡選手の予想はとても気になります。
佐々木憂流迦選手の勝敗予想
UFC帰りの佐々木憂流迦選手の目には、この対戦はどのように映っているのでしょうか？
勝敗予想
ツイッターやyoutubeのコメント欄を見ても、ほとんどの方が堀口恭二選手の勝利を予想しています。
ざっと見た限り、9:1くらいの割合なので、かなりの大差です。
朝倉海に期待しているし応援はしているけど、堀口は強すぎるというツイートや、朝倉兄弟なら何か起こしてくれるんじゃないかというツイートをよく見かけました。
しかしながら、朝倉海選手が勝つと明言しているツイートはあまり見かけませんでした。
堀口恭二選手と実際に対戦した石渡伸太郎選手や、未だに堀口恭司選手と対戦できず何年も追いかけ続けている佐々木憂流迦選手も、堀口選手の勝利を予想しています。
私の予想も、堀口恭二選手の勝利です。
朝倉海選手が勝利するシナリオが見えない
今回の試合が決定してから、最近の朝倉海選手の試合をいくつか見たのですが、かなり被弾する戦い方でした。
この戦い方を堀口恭司相手にやったら、とても3Rはもたないでしょう。
打撃戦を避けテイクダウンを取って寝かせることに成功しても、寝技の技術が特別あるわけではないので、その先が見えません。
それ以前にテイクダウンを取れるかどうかも怪しいところです。
となると、紛れのある打撃戦で何でもいいから一発入れてそのままKOという展開くらいしか、朝倉海選手が勝利するところが想像できません。
打たれ弱い感じはないので、何発も食らいながらも重い一撃で大逆転を狙う泥臭い試合展開に光明があるように感じます。
朝倉海選手が勝利するとしても、綺麗な勝ち方はまずないでしょう。
ぶん回したパンチが果たして堀口恭司に当たるのか？
朝倉海選手が、堀口恭司選手とじっくりやって勝てるというイメージはまったく湧きません。
じっくりした展開になればなるほど、総合力で上回る堀口選手の勝利は確実なものになっていくでしょう。
ごちゃごちゃした試合展開の方が、アップセットの確率は高まるはずです。
近距離での殴り合いになれば、どんな相手でも一発入る余地は必ずありますからね。
とはいえ、堀口選手は相手のパンチを見ずにぶんぶん振り回して突っ込んで行くタイプのファイターではありません。
上で紹介した動画の中で朝倉未来選手も仰っていましたが、堀口選手はしっかり相手のパンチを見る選手なので、適当に振り回したパンチが当たる可能性は低いと思います。
ぶんぶん丸になってしまうと、逆にカウンターを食らってしまう可能性が高まるでしょう。
最近の例ですと、朝倉未来選手と対戦した矢地選手は、相手を見ずにぶんぶん腕を振り回して突っ込むタイプだったので、しっかり相手のパンチを見る朝倉未来選手のカウンターを避けることが出来ませんでした。
参謀・朝倉未来の作戦がすべてを決める？
正直、どうやったら朝倉海選手が堀口恭司選手に勝てるのか私にはよく分かりません。
しかし、参謀役である朝倉未来選手が今回の試合のために用意した作戦が見事に決まって堀口恭司がパニックに陥ることがあれば、ほとんど鉄板に近い試合をひっくり返す何かが起こるかもしれません。
もちろん、どんな優れた作戦があっても、それを実行できなければどうにもなりませんけどね。
どちらかと言えば、堀口恭司の動きに朝倉海選手が面食らう可能性の方が高いと思っています。
堀口恭司の唯一の隙は魅せる勝ち方へのこだわり
唯一、堀口選手に隙があるとすれば、それは魅せる勝ち方を意識している点。
日本の格闘技シーンを盛り上げたいという信念を持っている堀口選手は、判定勝利や地味な試合展開を嫌います。
派手な勝ち方、観客が盛り上がる勝ち方にこだわっています。
そのためには危険度が増しても、スタンドでのＫＯを積極的に狙いに行きます。
総合格闘技に限った話でなく、どの世界でも勝ち方にこだわるとそれに比例してリスクも高まりますからね。
しかし、それがRIZIＮとベラトールの2冠を達成した堀口恭司の生き様なのでしょう。
現在、日本の総合格闘技人気はお世辞にも高いとは言えない状況です。
本当に人気があれば、今回のRIZIN18だって地上波生放送されているでしょうからね。
試合から1週間後の深夜放送は、本当に醒めるのでやめてほしいです。
スポーツは生中継でなければ興奮しません。
堀口選手には勝って勝って勝ちまくって、総合格闘技が地上波生放送されるのが当たり前になるような黄金時代を築き上げていってほしいです(≧▽≦)