家で筋トレするならば、最低限揃えておきたい筋トレ器具は5つあります。
自重だけのトレーニングでは、いずれ負荷が足りなくなったり、鍛えたい部位をピンポイントに狙い辛いことにストレスを感じるようになってきます。家トレでは、トレーニング器具への投資が不可欠です。
とはいえ、そんなにお金はかかりません。下に挙げた筋トレ道具をすべて購入しても6万円程度です。実際に私が購入した金額を計算しているので、間違いありません。写真はすべて私が使用している器具を撮影しました。
1ヵ月5000円のジムに1年間通えば6万円なんてあっという間に消えてしまいます。
しかし、筋トレ道具は一度購入すれば無くなることはありませんし、ちょっとやそっとじゃ壊れません。非常に長い期間利用することが出来ます。
ジム代代わりと考えれば、たいへん安い投資と言えるでしょう。
ラバーダンベル30kg(合計60kgセット)
左右合計60kgともなれば、小柄な成人男性くらいの重さになります。
そんな高重量自分では無理だと、これから筋トレを始める方は考えてしまうかもしれません。
でも、安心してください。人の体はすぐに慣れます。
私自身、片手30キロのダンベルを購入した当初は、重さを20キロに調整してもスクワットすることすら一苦労で、翌日には激しい筋肉痛に襲われたものです。
しかし今では、30キロのダンベルを両手に持ってダンベルスクワットをこなしています。
筋肉の適応能力はすごいのです。
とりわけ、脚の筋肉は常日頃体を支えているだけあって、非常にしっかりしています。
ちょっとやそっとの負荷などものともしません。
自重でのスクワットで効果がなかなか上がらないのも頷けます。
ですから、ダンベルは必ず片方30kg(2個合計60kg)の調整できるタイプのセットを購入しましょう!
もっと重いダンベルもありますが、費用対効果を考えると、片手30kgのダンベルが一番優れています。
これ以上重い片手30kgを超えるダンベルは危険性が高まるため、高重量を扱いたいならばバーベルを購入して設備を整えるか、ジムに通った方が安全です。
この30キロのダンベルを十分に活用できるようになったとき、あなたの体はすでに細マッチョになっていることでしょう!
プレートむき出しのものはラバー付よりも安いですが、落とした際に危険ですし、床に置く際にキズの心配もあります。
ダンベルは、一度買えば、ほぼ一生ものです。よほどのことがない限り壊れません。
安全と安心のために、ラバー付きのものを選びましょう。
私が使用しているのは、リーディングエッジのラバーダンベル60kgセット(30kg×2)です。
私が購入したリーディングエッジのラバーダンベル(上の画像のダンベル)の場合、最初からラバーが装着されているので、家に届いて開封した瞬間からすぐ利用できます。
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インクラインベンチ
ベンチはインクラインベンチを購入しましょう。
ダンベルと組み合わせることによって、バリエーション豊かなメニューをこなすことが出来るようになります。
ベンチがなければ、ダンベルの能力を最大限に引き出すことが難しくなります。
特に大胸筋上部に負荷を入れるインクライン系種目を行う上で欠かせません。
ベンチには、フラットベンチとインクラインベンチの二種類がありますが、フラットベンチはいりません。
必ずインクラインベンチを買いましょう。
最初にフラットベンチを購入した人は、ほとんどの場合、後からインクラインベンチを買い足しています。
フラットベンチは、バーベルベンチプレスで高重量を扱う人のものと考えて問題ありません。
家トレで細マッチョを目指すのであれば、インクラインベンチ+ダンベルの組み合わせがベストです。
私が使用しているインクラインベンチは、アイロテックのマルチポジションベンチです。
アイロテックのマルチポジションベンチは、インクラインだけでなくデクラインにもなります。
そして、付属のアタッチメントをセットすれば、レッグエクステンションやレッグカールもできます。
アームカールアタッチメントもついています。
至れり尽くせりです。
アイロテック・マルチポジションベンチは、脚トレできるように座高が高くなっているため、足付きが少し悪いです。
しかし、踏み台を置いたりすれば簡単に解決できる問題です。
100kgを超える高重量のバーベルベンチプレスをするのであれば、しっかりと足を付けて踏ん張る必要もあるでしょうが、最大でも片方30kgのダンベルベンチプレスであれば、つま先がつけば問題ありません。
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チンニングスタンド
懸垂は、自分の体重を最大限活用できるトレーニング種目です。
公園の鉄棒で代用することもできますが、公園への移動時間、屋外では気候や天気の影響を受けやすいといったデメリットも少なくありません。
効率を重視するならば、チンニングスタンドを購入しましょう。
部屋で好きな時に懸垂できる環境は、細マッチョの肉体づくりに非常に貢献します。
広背筋がでかくならないと、ボディに厚みや幅が出てきません。
チンニングスタンド選びで重要なのは、高さです。
部屋の天井が低かったり、賃貸住まいで引越しが多い方は、必ず高さを調整できるタイプのチンニングスタンドを選択しましょう。
私自身、賃貸住まいなので高さは非常に気にしました。
今住んでいる物件で大丈夫でも、次の物件ではダメということも考えられますからね。
古い建物の場合、背伸びもせずに天井を触れてしまうような低い天井の物件もありますから、注意してください。
私が使用しているのは、wasaiのぶら下がり健康器BS502です。
商品名はぶら下がり健康器となっていますが、どこからどう見てもチンニングスタンドです。
他のチンニングスタンドの例に漏れず、チンニング(懸垂)だけでなく、ディップス、レッグレイズといった種目も出来るので重宝します。
wasaiのぶら下がり健康器BS502は、高さ190cm~230cmまで調節することができます。
耐荷重は120キロあり十分です。
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パワーグリップ
パワーグリップは、ダンベルを持ったりチンニング(懸垂)をする際に使います。
片手で30キロのダンベル持ち続けるのは大変なことです。
肩や背中を十分追い込む前に、握力が尽きてしまいます。
パワーグリップで握力を補助することによって、狙った部位を確実に追い込むことができるようになります。
私自身が経験した例を出すと、パワーグリップを装着しただけで懸垂の回数を多くこなせるようになりました。
限界の壁を作っていたのは、背中の筋肉ではなく、握力だったわけです。
握力の限界がボトルネックにならないようするためにも、引く系のトレーニングをする際は必ずパワーグリップを装着するようにしましょう。
私が使用しているのは、king2kingのパワーグリップです。
楽天のレビュ―を読んでみても高評価ですし、実際使いやすいです。
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パワーグリップと似たような商品にリストストラップというものがあります。
バーベルを使ったデッドリフトをする際に、シャフトに巻き付けるようにして使います。
しかし、リストストラップは家トレでは必要ありません。
その理由は、リストストラップを使うと、ダンベルやチンニングスタンドに巻き付けるのに時間がかかってしまい、トレーニング効率が落ちてしまうからです。
パワーグリップならほとんど手間をかけずに装着して使用することができます。
家での筋トレは、隙間時間を活用することが多いため、筋トレの準備に時間がかかってしまうような状況は望ましくありません。
100キロを超えるような高重量のバーベルを扱うのでなければ、パワーグリップで十分です。
アブローラー
腹筋を鍛えるならば、アブローラーは欠かせません。
別名、腹筋ローラーとも呼ばれています。
アブローラーは、シックスパックを超えたエイトパックで有名な筋肉youtuberサイヤマングレート氏のお気に入りトレーニングアイテムでもあります。
サイヤマングレート氏は、この鍛え抜かれた腹筋を手に入れるために、1年間に20万回アブローラーをこなしたという伝説を持っています。
20万回という数字は、1日に500回コロコロしても追いつかない計算です。
私は毎日20~30回ほどコロコロしています。
さすがに20万回は無理なので、年間1万回を目標にしています。
アブローラーは1000円台で購入できる商品がほとんどです。
筋トレ器具の中でこれほど費用対効果の高い道具はないでしょう。
性能に関しては大差ないため、価格で選ぶも良し、デザインで選ぶも良しです。
楽天市場のアブローラーを価格順に並べておいたので、参考にしてみてください。
アブローラーで立ちコロがきちんとできるようになった頃には、それなりに体が出来上がっているはずです。
アブローラーは、腹筋だけでなく様々な筋肉を使うため、体がある程度仕上がらないと立ちコロはまず出来ない仕様になっています。
最初は膝をついてやる膝コロから始めて、少しずつ慣れていきましょう。
まとめ
ラバーダンベル・インクラインベンチ・チンニングスタンド・パワーグリップ・アブローラー。
家トレで細マッチョの肉体を手に入れたいのならば、最低限この5つの筋トレ器具があれば十分です。
首筋からふくらはぎまで鍛えることができます。
CMで人気のよく分からない筋トレマシーンにお金を払うのは、効果的とは言えません。
今回ご紹介した商品は、家で筋トレをする人たちなら誰でも持っているトレーニング器具です。
筋トレに王道はありません。コツコツ頑張っていきましょう(*´▽`*)