朝倉海の衝撃KOに度肝を抜かれたオザワ(@HarohelloHello)です。
RIZIN19メインイベント朝倉海VS佐々木憂流迦(ウルカ)戦。試合前から朝倉海選手の勝利を予想していたとはいえ、まさかあれほど衝撃的な結末になるとは…。想像を超えてきました。
膝蹴りや蹴り上げならまだしも、パンチで顎の骨を2箇所も折ってKOなんて、総合の世界ではあまり見ることのない光景でした。
今回の記事では「試合後の佐々木憂流迦(うるか)選手の様子」 「RIZIN運営へファンからの改善要望」「同じく顎を骨折した経験をもつ宮田和幸さんのエール」 について解説していきます。
試合後の佐々木憂流迦選手の様子
顎の骨を折るという大怪我を負ってしまった佐々木憂流迦(うるか)選手。試合後の経過に関しては佐々木憂流迦(ウルカ)選手本人のツイッターを追っていくのが分かりやすいです。
顎を2箇所骨折していた佐々木憂流迦(ウルカ)選手
顎2箇所骨折とはひどいです。試合後、血だらけの口が開きっぱなしだったので様子がおかしいとは思っていましたが、想像以上の大怪我でした。歯も吹っ飛んだとのことで、治療にはかなり時間がかかるでしょう。
もしかしたら内臓疾患を患った影響で骨が脆くなっているのかなと推測したのですが、病気からの復帰後初戦、石渡伸太郎選手との試合では強いパンチを受けても今回のような 大怪我には至りませんでした。
つまり、佐々木憂流迦選手の骨の問題というより、朝倉海選手のパンチ力が尋常じゃなかったと捉える方が自然でしょう。
試合翌日の13日午後に顎の固定処置
試合翌日まで骨折した顎がずれた状態まま過ごしていたことにびっくりしました。応急処置は行われなかったのでしょうか?
2箇所も骨折しているのだから痛いですよね。痛み止めはしばらく欠かせないでしょう。火曜日(14日)以降に手術とのことですが、一刻も早く手術してあげて欲しいです。
試合後の夜が壮絶です。寝ることも飲むこともままならず、試合翌日の昼過ぎに顎の固定処置を受けるまでそのままの状態だったのですから辛すぎます。
右フックとアッパーで折れた顎
頭蓋骨のCT画像を見て腰を抜かしそうになりました。朝倉海選手のパンチ2発でここまでダメージを負っていたとは…。この状態でレフリーが止めるまで戦い続けていたのですから、佐々木憂流迦選手のメンタルは尋常じゃないです><
無事手術を終えた佐々木憂流迦選手
手術終了しました。本当に良かったです。右手のガッツポーズが頼もしいですね。12日の試合から3日間、非常に辛かったでしょう。1日も早く完治することを祈っています。
リベンジを誓う佐々木憂流迦選手
手術から一夜明けて、リベンジ宣言が出ました。とんでもないメンタルです。年末の堀口恭司VS朝倉海の一戦は佐々木憂流迦選手も楽しみだそうです。私もめっちゃ楽しみです。
つい2か月前までは、リマッチは堀口恭司が勝つだろうと予想していましたが、今は分からなくなりました。朝倉海選手が急激に進化しすぎて、実力が未知数、天井が見えない状態です。
8月の堀口戦後の段階では、次はテイクダウンを取って総合力で堀口恭司が圧倒するという勝ち方も見えていたのですが、今はそのテイクダウンを取れるのかどうかすら怪しいです。朝倉海選手がグラウンドで下になる姿が想像できません。
佐々木憂流迦選手が元気になったら、今回の対戦を踏まえた上でどのように勝敗予想するのか聞いてみたいです。今までのどのパンチよりも強力だったと佐々木憂流迦選手に言わしめた朝倉海選手のパンチは、またも堀口選手をリングに沈めるのでしょうか?
佐々木憂流迦選手、前向きです。感謝も忘れないナイスガイです。一日も早くRIZINショップでファンと交流できる日が来るといいです。
榊原信行CEOがお見舞いに来てくれました
榊原CEOとRIZIN運営スタッフが佐々木憂流迦選手のお見舞いに来てくれました。憂流迦選手、嬉しそうです。顎が固定されているので分かり辛いですけど、口元が少しにニコッとしています(≧▽≦)
奥様からの誕生日プレゼント
奥様からの誕生日プレゼント、お洒落なブーツですね。佐々木憂流迦選手が今後歩んでいく険しい道のりの相棒にぴったりです。
佐々木憂流迦選手、退院
2019年10月24日、佐々木憂流迦選手、退院されました。10月12日の朝倉海戦から2週間、長かったです。めちゃくちゃ元気とのご報告、嬉しいです(≧▽≦)
流独食なので体重がだいぶ減ってしまったようですね。十分に栄養が摂取できない状態ですから致し方ありません。
完治までの道のりは長いですが、佐々木憂流迦選手なら必ずや復帰してくれるでしょう!
退院後の日々
髭を気にする余裕があるので順調そうです。もっともお洒落な佐々木憂流迦選手にとっては、悩ましい問題かもしれませんが(≧▽≦)
まだまだ流動食生活は続きます。顎の固定が必要なくなるまで何か月くらいかかるんでしょうかね?
プリンが大好きになるのは顎を骨折した人あるあるだそうです。流独食生活中でも食の楽しみがあって良かった(≧▽≦)
手術から約2週間でかなりの回復
顎を固定していた金具が外れたそうです。骨折した顎が動かないよう金具で固定している姿は見ているだけで痛々しかったですからね。針金で固定するので、口を一切開くことができないのは辛いです(´;ω;`)ウゥゥ
顎が2箇所折れている衝撃のCT画像を見た時はかなり長引きそうな印象を受けましたが、10月15日の手術から約2週間でかなり回復しましたね。驚異の回復力です。
とはいえ、顎が骨折している状態でも戦い続けた鬼メンタルの佐々木憂流迦選手でも、手術前はかなりナーバスになっていたそうです。ツイッターのファンの声に勇気をもらえたと感謝の言葉を述べています。
RIZIN運営にファンから改善要望
榊原CEOから佐々木憂流迦選手へエール
RIZINの榊原信行CEOが佐々木憂流迦選手へ応援のツイートを送っています。RIZINが全力でサポートしていくことを約束しています。
ふと気になったのですが、RIZIN出場選手が大怪我した場合の補償はどうなっているのでしょうか? 試合のたびにスポーツ傷害保険などに加入するシステムなのかな?
UFCでは2011年の時点で、毎試合10万ドル(日本円で約1100万)の保険が掛けられています。試合前の練習での怪我にも保険は適用されるそうです。手厚いですね、さすがUFCです。
UFCが全選手に毎試合10万ドルの保険【日刊スポーツ】
RIZINファンから榊原CEOにクレーム
RIZIN19で佐々木憂流迦選手は顎を2箇所骨折する大怪我を負いました。当然、試合後すぐに治療が開始されると思っていたのですが、実際は医者が三連休で不在のため、翌日午後まで顎がずれた状態だったそうです。
選手が大事にされていない状況に、RIZINファンから榊原信行CEOに批判が起きています。 榊原CEOのツイートには、今回の対応に納得いかないファンからクレームのリプライがつきました。
試合後負傷した選手への対応がこれほどお粗末とは想像もしていませんでした。日本の格闘技界はまだまだ未成熟ですね。
選手ファーストに考えれば、開催地近辺で重傷者を受け入れる病院の確保は必須でしょう。大怪我を負った選手が翌日まで放置されてしまう状況では、とても格闘技を楽しむことなんてできません。
榊原CEOは優秀な方なので、年末のRIZINまでには病院との連携に関しても対策してくれると思います。次のRIZINは12月29日と31日です。年の瀬なので病院の確保は大変でしょうが、選手あってこその格闘技ですからね。
メイウェザーをリングに上げた剛腕で、選手の安全確保もきっちりやってくれることを期待しています。
山本KID徳郁に4秒KOされた宮田和幸氏からのエール
かつて佐々木憂流迦(うるか)選手と同じ怪我をした格闘技選手がいました。その名は宮田和幸。山本KID徳郁さんに膝蹴り4秒KO負けし、同じように顎を骨折しました。
スカパー公式youtube動画にその時の試合映像がありました。一瞬で終わるので瞬き厳禁です。
その宮田和幸さんが、佐々木憂流迦選手のニュースに反応してツイートしてくれました。経験者が語る言葉には重みがありますね。宮田選手は5か月で復帰したそうです。回復力も並外れています。
2013年に出演したネット番組「格闘技のチカラ☆TVライブオンライン」で、2006年に行われた山本KID徳郁戦を振り返っています。入院生活についても少し語ってくれています。同じような怪我から復帰した宮田和幸さんの言葉は励みになりますね。