18歳の痴呆気味の老犬の介護をしています。
睡眠導入剤を服用しています。
睡眠導入剤を使用するまでの経緯はこちらの記事をどうぞ。
睡眠導入剤の使用が1日2錠に増えた
先日の介護日記では、1日3回1/2錠睡眠導入剤を与えていたが、すでに1/2錠では効果が期待できなくなっている。
7月22日は、1日4回1/2錠ずつ与えた。
18時頃に目を覚まし、運動・食事・排泄をすませた後の20時40分ごろに睡眠導入剤を1/2錠与えるも、1時間近く経過してもまったく眠る気配がないため、21時35分に追加で1/2錠与える。
追加の睡眠導入剤を飲んだ後は30分経たずに眠ってくれたが、24時を過ぎたあたりに興奮して荒い息をしているのに気づく。
排泄がしたいのかと思い、庭に出す。
睡眠導入剤の影響でしっかり立てないので、犬の体を支えてあげながら様子を見るも排泄せず。
再び家に入れて横にさせ、撫でてていると眠りについた。
睡眠導入剤は使用するタイミングが難しい。
排泄を済ませてないのに与えてしまうと、薬が効いている最中に排泄したくなった場合に困る。
排泄をするまで待っていると、起床後何時間経過しても排泄せず、与えられない場合がある。
若い頃のように庭に出しておけば勝手に排泄できる状態ではないので、人が側で見て、きちんと排泄したかどうか確認しなければならない。
7月23日朝に1回1錠与えてみた
1/2錠ずつだと睡眠導入剤の効きが悪い。
1日合計2錠までは、獣医師から許可が下りているので、7月23日朝は睡眠導入剤を一度に1錠使用してみた。
しかし、効果は薄く、薬が効き始めた後に排泄したりして、7時45分に与えて眠りについたのは結局10時近くになってからのことだった。
どうやら薬の量よりも、起床後に起きている時間の方が重要な気がしてきた。
3時間は起きていないとまず寝ない。
とはいえ、起きていても荒い呼吸をして苦しそうにしているだけなので、飼い主としては寝かせてやりたい。
それに、1日16時間くらいの睡眠はとらせてあげたい。
興奮状態にあると、いつまで経っても眠れないため、睡眠時間が短くなりがちだ。
実際、睡眠導入剤を使用する前は、1日12時間くらいまで睡眠時間が減ってしまう日もあった。
人から見れば1日12時間は眠りすぎに思えるが、犬にとってはこれくらい寝るのは当たり前である。
健康な成犬でも1日の半分以上は寝てすごす。
老犬には、もっとたくさんの睡眠が必要だ。
睡眠導入剤の影響か、老化がさらに進んだ影響か、いびきのような呼吸をしながら眠ることが増えた。
寝ている体勢を変えてあげると収まるので、いびきをかいていたら寝相を変えてあげる。
横向きや仰向けに近い形で寝ている時に、いびきをかきやすい。
すでに犬自身で体位を変えることは難しくなってきている。
犬が寝ているのをちょくちょくチェックしながら、うつ伏せ以外の体位になっていたら、そっとうつ伏せ寝に戻すようにしている。
うつ伏せ寝している時が、一番落ち着ている。