RIZIN18で堀口勝利予想をして、ものの見事に外したオザワです。
予想を大きく裏切られるのも格闘技の醍醐味とはいえ、RIZIN18の結末は衝撃的でした。その衝撃の中心にいたのが、今をときめく朝倉海選手です。
堀口恭司VS朝倉海戦で朝倉海選手が勝つならぶん回した1発が入るくらいかなと思っていたのですが、まさか堀口選手の癖を見抜いて冷静にカウンターを合わせてくるとは予想を超えていました。
あの舞台であのカウンターが決められるのはすごいの一言です。持っていますね。その後のフィニッシュまでの流れもお見事でした。組みついてダメージを回復しようとする堀口選手を膝蹴りとプッシングで近付けさせることなくKO。
次戦は大晦日に行われる堀口恭司とのタイトルマッチかと思いきや、RIZIN19に急遽出場することが決定しました。対戦相手は佐々木憂流迦選手です。
堀口恭司勝利予想は外しましたが、10月の対戦カードは的中させました(≧▽≦)
10月はやはり朝倉海VS佐々木憂流迦なんじゃないの?(≧▽≦) https://t.co/KMcThRfcYH
— オザワ@1日2食生活実践中 (@HarohelloHello) August 18, 2019
実は朝倉海VS佐々木憂流迦戦は、過去に一度対戦が組まれていたのですが、佐々木憂流迦選手の病気により試合が流れた経緯があるんですよね。
堀口恭司リマッチ前に朝倉海の試合があるとすれば、佐々木憂流迦戦の可能性が高いと睨んでいました。
今回は2019年10月12日に行われるRIZIN19メインイベント朝倉海VS佐々木憂流迦の勝敗予想をしていきます。
朝倉海選手が勝利と予想
結論から言います。朝倉海VS佐々木憂流迦(うるか)戦は、朝倉海選手の勝利と予想します。
朝倉海選手の方がフィジカル及び打撃面で優位と見ています。 佐々木憂流迦選手はスタンドの攻防時にけっこう打撃をもらってしまう選手なので、朝倉海選手との相性はあまり良くないように感じます。
同じように殴り合ったらタフネスな朝倉海選手に分があるのは火を見るよりも明らかです。
寝技に関しては、佐々木憂流迦選手の方がはるかに優れています。しかし、朝倉海選手に対してテイクダウンを決められるのかは疑問が残ります。朝倉兄弟を寝転がすのは大変です。この兄弟は揃って腰が強いですからね。
堀口恭司戦では兄・未来選手の作戦がばっちりハマりました。佐々木憂流迦戦でも当然作戦を立ててくるでしょう。佐々木選手は、朝倉海選手ではなく朝倉兄弟を相手に戦わなければならないのです。
勝敗予想の根拠
なぜ朝倉海選手の勝利と予想したのか、その理由について説明します。
佐々木憂流迦選手の試合内容が良くない
佐々木憂流迦選手はRIZINで2試合戦っています。初参戦のRIZIN14ではマネルケイプ選手と対戦しているのですが、決して寝技が得意ではないマネルケイプ選手に対して極めきることが出来ませんでした。その点がマイナス評価です。
スタンドでも強引に組みつきに行くシーンが目立ち、その際にパンチをかなりもらっていたのも印象が悪いです。
佐々木憂流迦 vs. マネル・ケイプ RIZIN.14 (&やれんのか) 2018年12月31日 さいたま大会【Gyao】
病気からの復帰後のRIZIN2戦目、石渡伸太郎選手との対戦でも、やはり打撃を食らうシーンが目につきました。1R目にスーパーマンパンチを受けたときにコンタクトレンズが外れてしまった影響もあるのでしょうが、打撃戦になると後手に回る印象は拭えません。
石渡伸太郎 vs. 佐々木憂流迦 RIZIN.17 2019年7月28日 埼玉大会【Gyao】
フィジカルのレベルアップを感じる朝倉海選手
8月18日に行われたRIZIN18堀口恭司戦の10日ほど前、追い込みが終わり仕上がった朝倉海選手の肉体を見たとき、「あれ? なんか体でかくなってない?」と違和感を覚えました。
追い込みおわり
— 朝倉 海 (@kai_1031_) August 9, 2019
仕上がった
あとは作戦の確認を pic.twitter.com/GzCdC0gj7T
以前はこんなゴツい体ではなかったような…。冒頭に書いたように私は堀口恭司勝利と予想していたのですが、この写真を見たとき、非常に嫌な予感がしましたね。
その不安は試合前日の公開計量でさらに膨らみました。肉体の分厚さがまるで違うのです。身長差で言えばコールドウェル戦の方がもっと顕著でしたけどね。 コールドウェルの身長は178cmで、朝倉海の身長は172cmです。
2018年12月31日開催RIZIN14での公開計量時より、肉体のボリュームが増しているように感じませんか?
堀口戦までの8か月の間に、フィジカルに変化があったように思われます。このレベルアップした朝倉海を佐々木憂流迦がグラウンドに持っていって寝技で圧倒するイメージが浮かびません。
おまけに、参謀朝倉未来の分析に基づいた作戦もあります。堀口恭司戦を朝倉側の視点で見ると、やばいくらいに堀口恭司を分析していることが分かります。
今回の佐々木憂流迦戦では、果たしてどのような作戦を立案するのか興味津々です。すでに佐々木憂流迦選手の癖を見抜いているかもしれません。
まとめ
フィジカル&タフネス&綿密な作戦を持つRIZIN全勝中の朝倉海選手と、UFC帰りとはいえいまいちパッとしない戦績と試合内容の佐々木憂流迦選手。
こうやって見較べてみても、やはり朝倉海選手が勝つ確率が高いだろうなという予想しかできません。
グラウンドに引きずり込めれば佐々木憂流迦選手勝利の芽も見えてくるのですが、朝倉海は倒れることがあっても背中はつかないだろうし、きっとすぐに立ち上がってしまうでしょう。
よって、朝倉海のKOもしくは判定勝利と予想します。