やってしまいました。SBI証券で痛恨のIPO抽選対象外(´;ω;`)ウゥゥ
たまにうっかりミスで抽選対象外になってしまった方の話は聞いていましたが、まさか自分がやってしまうとは…。
IPOに当選するためには、できるだけ多くの証券会社からIPOに応募して当選確率を上げていかなければなりません。
そのために必要なのは適切な資金管理です。
口座でお金が遊んでいる状態は無駄でしかないので、IPOスケジュールに合わせて各証券会社に投資資金を効果的に配分する作業を毎回行います。
IPOだけならば資金管理もそんなに難しくはないのですが、POや立会外分売などにも参加していると一気に複雑さが増していきます。
今回のミスも立会外分売用に資金を移動したために起きてしまったミスでした。
ミスの原因と、今後同じミスを繰り返さないための施策を考えてみます。
なぜSBI証券IPO抽選対象外になるミスを犯したか?
IPOブックビル終了日と抽選日の勘違い
IPOブックビル期間の終了日と抽選日は同一日ではありません。
SBI証券では、ブックビル期間終了日の翌営業日にIPO抽選があります。
上の画像を見ても分かる通り、7月8日11時にブックビル期間が終了し、発行価格決定日(抽選日)は7月9日とはっきり書かれています。
すなわち、ブックビル期間が終了した時点では、当然のごとながらまだ抽選は行われていないため、翌日のIPO抽選が終了するまで証券口座にIPO資金を残しておく必要があります。
私はブックビル期間の終了と抽選の終了を混同していました。
SBI証券はブックビル申込時に資金拘束されない
SBI証券はIPOブックビル申し込み時に資金拘束されない証券会社です。
IPOブックビルに申し込んだ段階で資金が拘束されるタイプの証券会社ならば、今回のように抽選対象外になるミスは起こりようがありません。
資金拘束がない証券会社の場合、資金を自由に動かしやすくなるメリットの反面、抽選日時を勘違いしていると悲惨なことになります(´;ω;`)ウゥゥ
証券口座に買付余力がないとIPO抽選されない
抽選対象特定のための買付余力確認は「発行価格決定日18:00」以降に行いますので、それまでに当社で着金確認できるようにご入金をお願いいたします。
出典: 新規上場株式(IPO)のお申し込み方法 【SBI証券】
SBI証券の場合、ブックビル申し込み時に資金拘束はされませんが、抽選日(発行価格決定日)の18時までには口座にお金を入れておかなければなりません。
今回のLink-Uの場合、7月9日18時に抽選のための買付余力確認がされました。
私は7月9日の昼間に出金指示を出してしまったため、18時の買付余力確認の際に資金が足らず、抽選対象外となってしまったわけです。
出金指示を出しても実際に銀行口座に振り込まれるのは翌日になりますが、買付余力には即時反映されます。
入出金した資金の確認方法は?【SBI証券】
SBI証券IPO抽選対象外の代償
SBI証券の場合、IPO抽選対象外になると、落選した場合に付与されるIPOチャレンジポイントが加算されません。
IPOチャレンジポイント【SBI証券】
IPOは滅多に当選することがないので、コツコツとIPOチャレンジポイントを貯める亀の歩みが非常に重要になってきます。
たかが1ポイントですが、されど1ポイントです。
IPO初当選がまた少し遠のいてしまいました(´;ω;`)ウゥゥ
ミスを繰り返さないための施策
ミスをしないようにすると言っても、やはり人間ですからうっかりはどうしてもあります。
厳重に管理されていたはずの原発ですらあれだけの大事故を起こしてしまうことからも、ミスを完全を防ぐことは難しいでしょう。
とはいえ、やれるだけやってみるという姿勢で臨むのもまた人間です。
今回手痛い失敗をした経験を生かして、IPO申し込みをしっかり管理する方法をいくつか考えてみました。
IPOスケジュールの確認
この先どれくらいの頻度でIPOがあるのかを具体的にイメージしておくのは大切です。
実施されているIPO銘柄だけでなく、その先にある他のIPOも把握しておきたいです。
IPOスケジュールを網羅しているサイトはたくさんありますが、私は「やさしいIPO株のはじめ方」さんのIPOスケジュールを活用しています。
今日の日付のところが赤枠で囲まれているので、 パッと見て一目でブックビル期間・抽選日が頭に入ってくるのが良いです。
各IPOスケジュールを素早く確実にチェックすることができます。
IPOスケジュール【やさしいIPO株のはじめ方】
グーグルカレンダーの活用
IPOスケジュールを確認したら、次はグーグルカレンダーにIPOスケジュールを書き込んでいきます。
グーグルカレンダーに予定を登録しておけば、登録した日時にスマホに通知してくれるので、うっかり忘れてしまう確率が大幅に減少します。
私の場合、ブックビル期間開始日と終了日、抽選日当日にそれぞれ予定を書き込んでおいて、通知が来るように設定しています。
ブックビル開始日に資金拘束がない証券会社はすぐに申込み、ブックビル終了日に申し込み忘れがないか最終チェックをして、IPO抽選が終了したら即資金を引き揚げるといった風に使えます。
Googleカレンダー【Google Play】
IPO管理帳で各証券会社ごとの申し込み状況をチェック
複数の証券会社からIPOを申し込む場合、抜けてしまう証券会社が出てしまうことが少なくありません。
私もたまにやってしまいます。
ほとんどIPOをやらない証券会社がたまにやると、高確率で抜けてしまいます(´;ω;`)ウゥゥ
「庶民のIPO」さんにあるIPO管理帳を使えば、そういった抜けの確率を減少させることができます。
ブラウザ上でIPO申し込み状況を管理できる点が優れています。
クリック操作だけですむので使い方も簡単です。
IPO管理帳【庶民のIPO】
結論:SBI証券のIPOブックビル申し込み・抽選だけは絶対に忘れてはいけない
現在のところは、IPOスケジュール&グーグルカレンダー&IPO管理帳の3つでIPOの申し込み忘れがないように管理しています。
これまではメモ帳に他の予定と一緒に書き込んでIPOスケジュール管理していたのですが、これだと他の予定に埋もれてしまったり、単純に見落としたりする危険性がありました。
今回のSBI証券IPO抽選対象外事件は、ブックビル期間の終了と抽選の終了を混同して、抽選前に資金を口座から出金してしまうというお粗末な行動により引き起こされたものでした。
SBI証券のIPOルールや、Link-UのIPOスケジュールに関して、頭の中でしっかりと整理できていなかったのが一番の原因です。
今後は上に挙げた3つの管理法を駆使して、同じ間違いを起こさないように気を付けていきます。
SBI証券でIPO抽選対象外になってしまうとダメージが大きいので皆さんも気をつけましょう(´;ω;`)ウゥゥ