月に一度、ペット保険の保険金を請求しています。
毎月1回定期的に動物病院に通っていた頃は、毎月送るのが面倒で2~3か月分をまとめて送っていました。
しかし、最近は月に何回も動物病院に通うことが当たり前になってきました。
通う回数が多くなると、診療明細の書類などがごちゃごちゃして分かりづらくなってしまうので、今では毎月1回、月が替わるごとに書類を提出しています。
犬の医療費は高額です。
国民健康保険もなければ高額療養費制度もないので、時と場合によっては、人よりもたくさんのお金がかかります。
高齢犬・老犬になると実際のところ、どれくらいの医療費が毎月かかるのか参考にしていただければ幸いです。
2018年7月の犬の医療費
通院日数
2018年7月は、動物病院へ3回行きました。
犬の興奮が収まらなくなって、動物病院へ駆け込んだ7月7日。
月に一度、薬を買いに行く7月16日。
睡眠薬の追加分を買いに行った7月27日。
診療費用(税抜)
7月7日
再診料 700円
薬代(セルシン)1500円
注射料 1500円
7月16日
薬代
(アピナック)4800円
(ウルソ)6000円
(プレビコックス)7050円
(ライトクリーン)2000円
(セルシン)23920円
7月27日
薬代(セルシン) 4750円
上記代金は、すべて税抜です。
税込みで3回分合計金額を算出すると、32310円です。
老犬は医療費が非常にかかる
犬を飼い始めるときに、犬の老後の面倒まで考える人はそうはいないでしょう。
人と同じで、犬も老い、やがて介護が必要になります。
犬の一生の中で、時間とお金がもっともかかる時期が、介護が必要になって死亡するまでの間です。
大抵の犬は6~7歳くらいまではちょっとした病気やケガがたまにあるくらいで、医療費はあまりかかません。
最低限かかるお金と言ったら、予防接種・フィラリア予防薬・ノミダニ駆除薬・ドッグフード代くらいです。
年間10万~15万くらいですみます。
犬の医療費がたくさんかかるようになるのは、一生の後半です。
折り返し地点を過ぎてから、医療費がグンと伸びていきます。
一生薬を飲み続けなければならない病気にもなります。
私の犬は12歳のときに僧帽弁閉鎖不全症と診断され、それ以来18歳を超えた今に至るまで毎日薬を飲んでいます。
【関連記事】僧帽弁閉鎖不全症の犬のため、ロイヤルカナン心臓サポート1+関節サポートを注文する
今月の医療費は、32310円でした。
これが毎月かかります。年間で40万弱かかります。
この金額は、病気の治療にかかっているお金なので、先ほどあげた予防接種・フィラリア予防薬・ノミダニ駆除薬・ドッグフード代にプラスしてかかる金額です。
そして、何か病気が増えるたびに、負担はさらに重くなります。
与えているドッグフードも心臓に負担の少ないものに変更しているので、3kgで5000円強かかります。
老犬になれば療法食を食べるのが当たり前になるので、若いころよりも食費は何倍もかかるようになります。
老犬になれば、犬が若いころとは比べ物にならないくらいの負担が発生します。
私はペット保険に加入しており、7割保険負担してもらえている状況なので、保険が適用される病気に関しては、年間40万の医療費がかかっても、10万ちょっとの自己負担で済んでいます。
もしペット保険に加入していなかったらと想像すると、ゾッとする時があります。
愛犬が年老いたときに十分な収入があって高額の医療費を支払えるのならば問題ありません。
しかし、今の時代、数年先のことですら不透明です。
犬の介護が必要になった時に、経済的に厳しい状態になっていることがあっても不思議ではありません。
そんな時でも、ペット保険に加入しておけば、犬の医療費の負担を抑えることができます。
私はペット保険に加入することは、自動車を購入したら任意保険に加入するくらい当然のことだと認識しています。
無保険で車を運転しているという人を見たらギョっとしますよね?
無保険でペットを飼っていると聞くと、老犬になった時に高額な医療費を支払えるほど、経済的に十分な余力があるのだろうかと心配になってしまいます。
飼い主が負担に耐えられなくなって、最終的にしわ寄せが行くのは犬です。
犬は与えられたものでしか生きていけません。
飼い主が医療費を用意できなければ、犬は医療を受けることができません。
経済的に不安がある方は、犬が高齢になる前にペット保険に加入してリスクヘッジしておく必要があるでしょう。
ペット保険は、加入年齢に制限があります。
会社ごとに制限年齢が異なるので、まずは一括で見積もりを出してもらうをオススメします。