2018年7月より、睡眠導入剤(セルシン)を服用しています。
睡眠導入剤使用までの経緯はこちらの記事をどうぞ。
深夜に発作のような興奮を起こす
8月20日の夜に、突然発作のような興奮がはじまった。
切ない鳴き声あげたり吼えたりしながら、手足をばたばたさせて興奮が収まらなくなってしまったのだ。
7月7日にものすごい興奮を起こして鳴きやまなくなり、動物病院へ駆け込んだときと同じ状態だ。
時刻は午後11時過ぎ。
動物病院は開いていないので、自力でなんとかしなければならない。
さすったり怒ったり抱えてみたり、あれこれ手を尽くしてみるも、一向に興奮は収まらない。
今日はすでに睡眠導入剤(セルシン)を2錠与えてしまっていたが、緊急事態なのでさらに1/2錠を与える。
【関連記事】老犬への睡眠導入剤(セルシン)は1日2錠までOKになった
しかし、薬を与えても、犬は落ち着くどころかさらに興奮を増していく。
薬の効果が出るまで最低でも30分近くかかる。
どうしたものか途方に暮れていたときに、おやつのジャーキーを与えてみた。
吼えることと食べることは同時にはできない。
ジャーキをモグモグと食べている間は静かになる。
犬が満足するまでジャーキーを与え、水を飲ませる。
すると、先ほどよりも明らかに落ち着きを取り戻し始めているのが分かった。
興奮した直後のため、呼吸は荒く胸の上下は大きいが、鳴くことは無い。
犬がひっくり返らないように、犬の横に正座して、私の体で犬を支えながら、しばらく撫で続ける。
やがて薬が効き始めたのか、眠りに落ちていった。
犬が眠りにつくまで長い時間正座をしていたので、脚がしびれてしまった。
今後いつ同じような発作が起こるか分からないので、ジャーキーのストックだけは十分確保しておかなければならない。
翌日も同じような発作を起こす
翌日の8月21日は、夕方までは静かに寝ていたが、起きた後はどうにも落ち着かない。
放っておくと、ひっくり返ってファンファン鳴きだすので、ほんの数分も目が離せない。
ひっくり返らないように、犬の姿勢をうつ伏せにしようとしても、脚を突っ張って全力で抵抗してくる。
理由はまったく不明だが、伏せの姿勢を嫌がる。
体の右側を下側にするもの嫌がる。
無理やり体の右側を下にしても、脚でグイグイ床を押して反対側に倒れこみ、結局体の左側が床につくような姿勢になってしまう。
どうやっても体の左側を下にしようとするので、姿勢を変えるのは諦めた。
犬の頭の下にクッションを敷いてもたれかかるように寝かせる。
しかし、その体勢からも手足をばたつかせて、結局仰向けに近い体勢にひっくりかえってしまう。
仰向けにひっくり返ると、今度はファンファンと鳴きだす。
鳴くので体を起こす。
うつ伏せになるのを嫌がって全力で抵抗する。
クッションにもたれかけさせる。
さらに暴れて仰向けに倒れる。
そして、また鳴きだす。
これを延々と、17時半から19時半頃まで繰り返して、ようやく眠りについた。
その後も1~2時間ごとに起きては同様の行為を繰り返し、翌日の22日の午前10時過ぎまで落ち着くことは無かった。
セルシンよりも強い薬が与える必要がある
このような発作が毎日のように続くのであれば、睡眠導入剤(セルシン)よりも強い薬を与えるしかない。
まだ薬の名前は聞いていないが、その強い薬を与えてしまうと、一日中ボーっとしたような状態になるらしい。
おそらく、意思の疎通も出来ないような状態になるのだろう。
もっとも、今も犬と意思疎通ができている感じはまったくないのだが、ここ数日で犬の痴呆症状がさらに悪化したように感じる。
犬が排泄をコントロールできなくなってから2年以上、ずっと介護が続いているので、心身ともに疲れ果てている。
すでに限界は超えている。
強力な作用のある薬でも使っていく以外手段はない。