18歳になる痴呆気味の老犬リンの介護をしています。
2018年7月より、睡眠導入剤(セルシン)を服用しています。
睡眠導入剤使用までの経緯はこちらの記事をどうぞ。
前回(2018年10月7日)までの老犬リンの健康状態はこちら。
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軟便は治まったが、少量のウンチをたくさんするようになった
抗生物質と整腸剤マイトマックスを飲み始めてから、軟便は治まってきている。
相変わらずお腹からはグルグルゴロゴロと音がするが、ウンチの硬さは問題ない。
臭いオナラをする回数も減った。
オナラが臭い場合は、消化吸収に問題がある証拠なので、その点は改善されてきているのだろう。
しかし、一難去ったらまた一難やってくるのが老犬である。
今度は少量のウンチを何回もするようになってしまった。
パチンコ玉くらいの小さいウンチを何回も小分けにするのだ。
ウンチのサイズが一番大きいときでも、直径3センチほどの球状の大きさしかない。
その小さいウンチを1日に5,6回は排泄する。
食事の回数が1日2~4回なので、5,6回くらいウンチをしてもおかしくないと言えばおかしくないのだが、ウンチのサイズがあまりにも小さいのが気になる。
ドッグフードを消化の良いロイヤルカナン消化器サポート低脂肪ドライに変更した影響だろうか?
ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪ドライを選んだ理由はこちらの記事に書いてある。
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もしくは、腸閉塞に近い状態になり、ウンチが詰まって出てこない状況も考えられる。
実は2週間ほど前に、砂浜で異物を飲み込んだ可能性があるからだ。
老犬のまさかの拾い食い
台風が過ぎ去った10月初旬の夜、日課の砂浜散歩をしている最中、座り込んで休んでいた老犬が、砂浜に落ちている何かをパクッと口にくわえてモグモグと飲み込んでしまったのだ。
その頃は食事を残すことが当たり前のような状態だったので、まさか拾い食いをする食欲があるとは予想もしていなかった。
目は白内障と角膜ジストロフィーにより良く見えず、鼻だって利いているのか利いていないのか分からないような状態にもかかわらずだ。
食べ物への飽くなき執念を見せつけられて、動物の生命力を思いもよらない形で再認識させられた。
外灯の光もほとんど届かない暗闇の中だったので、何を食べたのかまでは分からなかった。
カサカサと音がしたので、ビニール袋みたいなものを食べた可能性もあるし、台風で海まで流れ着いた葉っぱのついたサツマイモを食べた可能性もある。
台風が過ぎた後の海にはいろいろな物が流れ着いているので、正直何を口に入れたのか見当もつかない。
今までも異物を飲み込んだことは何回かあった。
いずれも数日経てばウンチと一緒に出てきていたのでしばらく様子を見てみることにした。
しかし、今回はどうも出てきた気配がない。
ということは、消化できるものならば消化しているだろうし、できないものであればまだ体内に残っている可能性がある。
ただ、完全に詰まっているのならばウンチは出てこないわけで、小分けながらも出てくるということは、腸閉塞に陥っているわけではなさそうだ。
結局のところ、良く分からない><
レントゲン撮影しても、レントゲンに映らない物質ならばやはり分からないだろう。
今のところ、食欲は老犬なりにあるし、排泄も小分けながらもしているので、様子見している。
万が一、お腹に何か入ってしまっていても、手術して取り出すというのは、年齢や体力などを考慮すると、現実的ではないだろう。
何事もなく毎日が過ぎるよう祈るばかりである。
愛犬のウンチに違和感を感じたり、硬かったり柔らかかったりで心配な方は、こちらの記事が分かりやすいので一読をオススメする。
ウンチというのは健康状態を示唆するメッセージでもあるので、普段から注意を払っておきたい。