治療済みの歯がたくさんあるオザワ(https://twitter.com/HarohelloHello)です。
先日、新規歯科医院で定期検診を受けたところ、虫歯が3か所も見つかりました。三か所の内訳は、まだ抜いていない右下8番親知らず、右下7番第二大臼歯の親知らずとの接触面、そして治療済みの右下6番第一大臼歯に出来た銀歯下二次カリエスです。
右下678と3つ問題のある歯が並んでしまった状態です。3か月ごとに定期検診を受けているにもかかわらず、この有様です。他院で受けていた前回の定期検診まではまったく指摘されていなかったので、とても驚きました。
前回までの歯医者が見落としていたのか、今回の歯医者が間違っているのか私には判断つきませんが、憂慮すべき事態であることに変わりありません。
今回の記事では、治療済みの歯に起こる二次カリエスと、私の歯の今後の治療方針について書き連ねていきます。
二次カリエスとは?
二次カリエスとは、治療済みの歯にできる虫歯のことです。カリエスという英語は虫歯を意味します。日本語だと二次う蝕と表記されます。
治療して詰め物や被せ物した歯は、繰り返し虫歯になります。その理由は、銀歯などの人工物と天然歯の境目にあります。
治療した時点では精度よくぴったり銀歯が収まっていても、時間の経過とともに形がゆがんだり接着剤が劣化して隙間ができます。その隙間から虫歯が進行していくのです。
銀歯の下は磨くことができない箇所のため、銀歯を外してみたら大きな虫歯があったという話はよく聞きます。
二次カリエスを予防することは現代医学において不可能
二次カリエスを防ぐ方法はありません。すなわち、一度でも歯を削ってしまうと一生二次カリエスに悩まされることになります。
銀歯であろうがセラミックであろうがジルコニアであろうが金であろうが、人工物を補綴している以上、必ず劣化していきます。その劣化した部分から虫歯が発生します。
ただし、劣化するまでの期間は材質により大きな差があるようです。保険治療でできる銀歯よりも自費治療であるセラミックなどの方が長持ちする傾向があるため、できるだけ自分の歯を削りたくない、自分の歯を残していきたい場合は自費治療を選択することになります。
二次カリエスについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。現役歯科医師のBowBo先生が二次カリエスについて詳しく説明してくれます。
今後の治療方針
私と同じように二次カリエスで悩んでいる方の参考のため、私が予定している今後の治療方針について書き留めておきます。
自分の歯が無くなってしまうと、インプラントやブリッジなど肉体的&経済的負担の大きい治療方法が必要になってきます。
私はインプラントやブリッジは絶対にしたくないので、今後は基本自費で治療していく予定です。
右下6番第一大臼歯の二次カリエスは自費セラミック治療予定
奥歯は食べ物を咀嚼する上で重要な歯です。二次カリエスによる虫歯の可能性を下げ、歯の寿命を伸ばしていくために、自費によるセラミック治療を予定しています。
右下7番第二大臼歯の虫歯も自費セラミック治療予定
この歯も同様に自費セラミックで治療予定です。
【追記】歯科医師と相談した結果、右下7番はセラミックではなく金歯に変更しました。
右下8番第三大臼歯(親知らず)は抜く
右下8番親知らずは抜きます。保存しておくことで自家歯牙移植や6番や7番が抜けた時の保険など使い道があるかもしれないと漠然と考えていましたが、それ以上に右下7番の第二大臼歯に悪影響があるため抜かざるを得ません。
親知らずは上2つと左下の3本は抜いてあったのですが、右下の親知らずだけ残ったままでした。
左下の親知らずを抜くときにかなり苦戦した(1時間半以上はかかった)記憶があるので、できることならやりたくない気持ちがあったことは否めません。
【22/8/28追記】
右下8番親知らず抜歯してきました。抜歯費用や抜歯後の状態についてはこちらの記事をどうぞ。
まとめ
一度削ってしまった歯は、二次カリエスによって繰り返し虫歯になります。二次カリエスは防ぐことはできません。ですから、歯を一度も削らないことが重要です。
親知らずを除く28本の歯の内、一度も削っていない歯が何本あるのか数えてみましょう。一度も削っていない歯は財産です。全力で守らなければなりません。
健康な歯が虫歯にならないように、フッ化物洗口・フッ素配合歯磨き粉・デンタルフロスを使って虫歯になる可能性を少しでも下げていく必要があります。
参考までに私が実際に使用しているデンタルケアグッズついてまとめた記事はこちらです。
そして、すでに虫歯になってしまった治療済みの歯は、できるだけ歯の寿命が長くなるように自費治療がオススメです。適合の良い素材と精度が、再治療までの期間を決定する重要な要素となるからです。
素材はどこの歯医者でも変わりません。問題は精度の高い治療ができる歯科医を見分けることです。精度の高い治療ができる歯科医師を探す方法も現在調べているので、今後記事にしていく予定です。
28本の歯と一生付き合っていけるように共に知識を付けていきましょう(≧▽≦)