(株)Link-U(4446)が、7月18日に東証マザーズに上場します。
IPOブックビル期間は、7月2日0時から7月8日11時です。
(株)Link-U(4446)の事業内容
主に「電子書籍」や「動画配信」のサーバー開発・アプリケーション開発・運用。
(株)Link-U【公式HP】
ブックビルディング詳細
銘柄名
(株)Link-U
コード番号
4446
上場市場
東証マザーズ
ブックビル期間
7/2 0:00~7/8 11:00
仮条件
2,580~2,820円
抽選結果
7/9 18:00~(SBI証券)
(株)Link-U のIPO予想(ツイッターより)
結論
Link-UのIPOブックビルは、全力で参加します。
ツイッター予想を見てもA評価かB評価がほとんどでしたので、初値が公開価格を割れる可能性は低く、当選すれば十分な利益を見込めそうです。
上に挙げたツイート以外にもたくさんの投資家のつぶやきを見ましたが、悲観的なツイートはほとんど目につきませんでした。
以下、オファリングレシオとロックアップについて私の所見を書いておきます。
オファリングレシオ
オファリングレシオ(公募株数と売出株数とオーバーアロットメント株数を足したものを、上場時点発行済株式総数で割ったもの。低い方がレア度が増して期待できる)は、13.24%と低いです。
- 公募株数 251,000株
- 売出株数 262,000株
- オーバーアロットメント 76,900株
- 上場時点発行済株式総数 4,455,000株
251000+262000+76900=589900
589900÷4455000=13.24%
オファリングレシオの標準値は20~30%くらいなので、10%台だと低い方です。
需要に対して供給が少ないので、初値に期待が持てます。
供給が少ないということは、IPOで当選する確率も低いということなんですけどね(´;ω;`)ウゥゥ
逆に、オファリングレシオが50%を超えてくるような銘柄は、供給が相当ある状態なので、たとえIPOに当選しても購入判断は慎重に下さなければなりません。
一例を出すと、2018年に上場した信和(3447)はオファリングレシオ100%というIPOでした。
2018年IPOのオファリングレシオ平均は26.8%なので、非常に高い数値です。
信和の初値は公開価格1150円を44円下回る1106円という残念な結果になってしまいました。
信和の場合は、すべて売出株(公募株数が0)という特殊なケースでしたけどね。
ベンチャーキャピタルの利益確定のためとはいえ、売出株数の多いIPOは嫌われやすいです。
100%株式を売り出してしまったので、上場当時とはだいぶ株主構成が変化しています。
大株主に個人名がひとつもありません。
ただし、すべて売出株ならば初値が公開価格を割れるのかというそうでもありません。
2016年にIPOした九州旅客鉄道(JR九州)は、信和と同じく公募0売出100のオファリングレシオ100%案件でしたが、2600円の公開価格に対して3100円の初値をつけています。
IPO投資はひとつの指標だけではなく、たくさんの視点から判断する必要があります。
ロックアップ
ロックアップ(上場前の会社の大株主が上場直後に株を売却できないようにする契約)も十分にかかっています。
ほとんどの大株主(上場前株式の約98%)にロックアップが設定してあるので、供給は絞られているとみて良いでしょう。
ただし、株式会社メディアシークは、株価が1.5倍以上になった場合、90日の期間の満了を待たずにロックアップが解除されるので注意が必要です。
IPOならば、公開価格から50%程度の値上がりは普通にあります。
メディアシークの保有株数は上場前株式の10%弱程度ですが、初値売りしないでホールドされる方は気をつけてください。
IPOでは独特の用語が使われているので、IPO関連の知識を頭に一度入れておきたい場合は、専門書を1冊読むことをオススメします。
私はこの本を読んでいます。
(株)Link-UのIPOに参加できる証券会社
SBI証券
IPO当選を狙うならば必ず開設しておきたい証券会社のひとつです。
SBI証券は基本的に資金量が多い方が有利ですが、落選した場合にもらえるIPOチャレンジポイントをコツコツ貯めていけば、3~4年に1度は当選するチャンスが巡ってきます。
IPO初当選がIPOチャレンジポイントを使用した当選だったという方も少なくありません。
私もコツコツと貯めています。